山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2020年6月号

笠原では蛍が飛び始めました。
まもなく梅雨入りしそうな気配を感じつつ、
農家の皆さんは棚田の草刈り、畦塗り、代掻きと大忙しです。
早い方は田植えが終わった方もいるようです。
次々に棚田に水が張られ、早苗が規則正しく並んでいく6月は、
棚田が最も美しい季節だと思います。

休止していた山村塾の活動は6月から少しずつ再開していく予定ですが、
大人数が集まるイベントはもうしばらく我慢します。
毎年開催してきた笠原棚田米プロジェクトの田植えイベントは、
今年はお休みさせていただきます。
棚田や里山の様子は山村塾のホームページやフェイスブックなどで
紹介していきたいと思いますので、よろしければご覧になってください。

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
6月3日に、6月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
安達保さんの「ヒノヒカリ(特別栽培米)」をお送りしています。

いつもありがとうございます。皆様、お元気ですか?
今年は大変な年になりました。
新型コロナの影響を私達も受け、大阪にいる娘とも会えずに寂しい思いでいます。
そんななかですが、いつもと同じように農作業に励んでいます。
作業は順調で、巨峰は収穫前の袋がけが終わり、6月20日ごろから収穫できそうです。
田苗もよく育ち、5月末から田植えを始めています。
今年もうまい米をみなさんに届けられるようにがんばります。

そういえば、毎年我が家につばめが巣作りをするのですが、
嬉しいことに今年は4か所も巣を作りました。
20羽ものヒナが生まれ、すくすく育ち、もう家のまわりを飛んでいます。
つばめの成長に元気をもらっています。
みなさまも元気にお過ごしください。
(安達保・美佐子)

笠原棚田米新聞2020年6月号

「笠原棚田米サポーター」募集中です!

笠原の美しい棚田の風景を守り次世代に引き継ぐために
お米を食べて棚田での米作りを応援してくださる
棚田米サポーターさんを随時募集しています。
詳細はこちらをご覧ください。↓↓

笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】5月88名→87名/119.75俵(個人:85、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】19,958㎡(119.75俵⇒199.6a 収量6俵/10aとして)