合宿ボランティア
国内外から集まったボランティアメンバーが、廃校を活用した交流施設「えがおの森」で共同生活をしながら、豪雨災害で被災した棚田での無農薬の米づくりや、地元農家のお手伝い(お茶つみなど)、山村塾のイベントのサポ―トなど幅広く活動します。
長期間の滞在を通じて、地元の人々と交流しながら、農山村の暮らしを体験し、農作業や里山保全活動にじっくり取り組みます。
山村塾では、1997年から国際ボランティア合宿を毎年実施しています。
1997年から10年間は英国BTCVと九州芸術工科大学(現・九州大学)の故・重松教授、山村塾の連携によって10日間のプログラムを実施し、2008年からはNPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)との共催にて80日間の合宿プログラムを開始しました。2012年からはNICEを通じて、台湾VYAとの2か国交流ワークキャンプを継続開催しています。
これまでに27の国と地域からの国際ボランティアが参加し、棚田の石垣修復、遊歩道整備、森林整備、農作業手伝い、地域行事のお手伝いなどに取り組んできました。2012年の九州北部豪雨災害では災害復興支援にも取り組みました。
これまでに27の国と地域が参加
台湾、中国、韓国、フィリピン、ベトナム、タイ、インドネシア、ミャンマー、モンゴル、イギリス、ベルギー、スロバキア、ハンガリー、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、オランダ、ロシア、エストニア、アメリカ、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、ニュージーランド、スイス、日本
4月から11月の期間に、個人型ボランティア(中長期ボランティア)の受入れを行っています。
個人型ボランティア
奥八女の農山村に住み込み、地域の営みをじっくりと体験できます。時期により、お茶の手伝い、田畑の管理、山の手入れなどのワークがあります。また、山村塾のイベント運営、プロジェクトの実行、NPO経営などの手伝いもできます。期間は1ヶ月から、自分の都合や希望に合わせての参加が可能です。
活動期間
4月から11月の間、1ヶ月以上にて応相談
活動内容
農山村の自然環境保全(農作業・森林整備)
農山村の魅力を社会に発信する(山村塾行事運営、プロジェクト参加)
募集人数
同期間に2名まで
里山80日ボランティア(夏季)
国内外のボランティアと共同生活し、農作業、山の手入れ、地域農家の手伝い、イベントのサポートなどに取り組みます。3か月近い長期滞在なので、地域の農家さんとの交流もしっかりとできます。農山村に暮らし、農家と交流したい人にお勧めです。
活動期間
4月下旬~7月上旬の80日間
活動内容
耕作放棄地の手入れ(棚田の草刈り、ヤギのお世話)、ラッキョウの収穫・加工、
田畑の管理、障がい者とのワーク、イベントの運営サポートなど
募集人数
日本人2名、外国人2~3名
台日交流ワークキャンプ
台湾からのボランティアと8~9日間、共同生活します。田んぼの手入れ(草取り)、ラッキョウ漬けづくり、八女茶のワークショップなど農山村の暮らしを体験します。短期間で内容の濃いワークキャンプです。
活動期間
7月中旬(8~9日間)
活動内容
棚田の管理(草取り)、ラッキョウ収穫・加工、地域農家の手伝いなど
募集人数
日本人5名、台湾人10名程度
奥八女芸農ワークキャンプ
九州大学ソーシャルアートラボと共催し、農作業を通じて、地域から生み出すアートを考えるプロジェクトです。ワークキャンプメンバーとアーティストとが一緒に草刈り、フィールド調査、農家の手伝いを等を行いながら地域に関わり、奥八女の本質を掘り出しながら、アートプロジェクトの制作を行います。「半農半アート」が本ワークキャンプの特徴です。
活動期間
未定
活動内容
耕作放棄地の手入れ(棚田の草刈り、ヤギのお世話)、アート作品の制作、イベントの運営など
募集内容
日本人2名、外国人2~3名
- 環境保全に興味がある!
- 農業をやってみたい!
- 「食卓の向こう側」を知りたい!
- 英語を勉強したい!海外に友達が欲しい!
- アウトドアが好き!
- 美味しいお米が食べたい!