山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

山村塾について

1994年、福岡県八女市黒木町笠原でスタート

山村塾は福岡県八女市黒木町笠原地区で、1994年に2軒の農林家と会員有志によって、棚田と山林を守る取り組みをスタートしました。

都市と農山村の住民が一緒になり、
環境にやさしい米づくりや、豊かな生態系の森づくりを通じて、
山村の環境を守る活動と、その活動を支える交流や人づくりを行っています。

水や空気を守り、安全でおいしい食べ物を育む田んぼや山々が失われようとしています。

山村の暮らしを見直し、山村の環境を守りたい。

私たち山村塾は、そのような思いで活動しています。

田植えや稲刈りなどの米づくり、間伐や炭焼きなどの山仕事に
一緒に汗を流しませんか。  

山村の人たちや、自然を愛する人たちとの出会いを愉しみませんか。

米づくり・森づくり・人づくり

山々と棚田に囲まれた八女市黒木町笠原地区を拠点に、棚田や山林を守る活動と、その活動を支える交流や人づくりを行っています。

山村塾のプロジェクト

稲作コース
山林コース
笠原棚田米プロジェクト
合宿ボランティア
講座・研修
災害支援の取り組み

笠原棚田米プロジェクト

「笠原棚田米プロジェクト」の企業・団体サポーターとして支援いただいています。

災害支援、災害復興

平成24年九州北部豪雨や平成29年九州北部豪雨、平成26年熊本地震からの復興支援など

平成25年度福岡県「協定で育む「農山村との絆」モデル事業」

福岡県のモデル事業をきっかけに平成25年度に協定を締結

    
 
1990年 ・椿原家「合鴨水稲同時作」スタート
1991年 ・台風17.19号によって九州北部は甚大な風倒木被害を受ける
1993年 ・3月グリーンコープ生協生産者グループを中心にケヤキ林の植林を行う
・米の大凶作により、全国で米不足となる
・椿原・宮園・毛利の三家族で山村塾設立に向けて準備する
1994年 ・4月、任意団体として山村塾発足(稲作コース代表:椿原寿之、山林コース代表:宮園福夫、事務局代表:毛利宗孝)
1995年 ・3月ケヤキ林に山桜を植林
1997年 ・9月四季菜館オープン
・初めての国際ボランティア合宿、日英合同里山・田園保全ワーキングホリデーin福岡を開催
1998年 ・3月~4月炭窯づくり
2000年 ・中山間地直接支払による農家収入から人件費を捻出し、農家がスタッフを雇用
・「里山ミニワーク」がはじまり、笹原の元耕作放棄棚田の管理スタート
・NPO法人について検討するがとりやめる
2002年 ・プロが教える山仕事講座(チェーンソー研修)が始まる
2003年 ・6月、スタッフ賃金の確保を目指してヤマヤマ基金スタート
2004年 ・代表、幹事、会計監事の役職を設け、椿原寿之が代表就任
・団体としてスタッフ人件費を予算化するようになる
2005年 ・森林ボランティア技術習得制度に参加
2006年 ・ケヤキ林上部の平成16年風倒木被害地にクヌギ・コナラ、アカマツを植林(1260本)
2007年 ・パッチワークの森づくり事業をスタート。
・笠原東交流センター「えがおの森」オープン
2008年 ・80日間の合宿プログラム「里山80日ボランティア」がスタート
2009年 ・宮園福夫代表就任
・事務所の移転(四季菜館→えがおの森)
2010年 ・森林づくり活動安全講習会「上級者編」(※福岡県受託事業)がはじまる
2011年 ・事務局長交代(毛利宗孝→小森耕太)
2012年 ・「社会福祉法人たからばこ」と里山での福祉事業を開始
・平成24年7月九州北部豪雨により八女市黒木町笠原地区は甚大な被害を受ける。山村塾は笠原復興プロジェクトを開始し、避難所の運営サポート、募金活動、災害復旧作業に取り組む
2013年 ・NPO法人化に再度取り組み始める
・笠原棚田米プロジェクトがスタート
2014年 ・3/11NPO法人登記
2015年 ・九州大学ソーシャルアートラボ(SAL)とアートマネジメント人材育成事業を開始
2016年 ・熊本地震で被災した農山村地域を支援(山都町等)
・初めてクラウドファンディングに取り組み、笠原棚田牧場を建設
2017年 ・7/1特例認定NPO法人となる
・平成29年九州北部豪雨により甚大な被害を受けた朝倉市黒川地区を支援
2018年 ・自伐林家育成研修(※福岡県受託事業)がスタート
2019年 ・小森耕太理事長就任
2020年 ・3/19認定NPO法人格取得