山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2019年5月号

新茶の収穫がはじまり、大忙しの笠原です。
昨秋の水不足と今春の冷え込みで、お茶の生育がやや遅れ気味でしたが、
お茶の緑が日に日に美しくなってきました。
米づくりは、種まきや苗代づくりが始まり、田起こしや草刈りも始まりました。

田んぼ

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」
5月1日に、5月分の棚田米を発送しました。

今月のお米

今月はサポーターのみなさんに、
石崎九十九さんのお米「つくしろまん(特別栽培米)」をお送りしています。

石崎さん

イチゴ(あまおう)出荷準備中の石崎九十九さん宅にお邪魔してきました。
奥さんと息子さんの3人でおしゃべりをしながら選別と箱詰め作業をされていました。
イチゴの収穫時期は11月から5月、暖かくなる3月末以降は収穫量が増えて大忙しとのこと。
イチゴ収穫は朝10時までに終える必要があり、結婚式などのイベントがある日は、
夜明け前からヘッドライトを点けて収穫することもあるそうです。

どれもきれいで美味しそうなイチゴですが、赤く熟れたイチゴは箱詰めできないそうです。
イチゴは鮮度が大切で、お店に出るまでの1日、2日で色づいて食べごろになるものがよく、
収穫時に赤いものだと痛んでしまうとのこと。
熟れすぎたものや形の悪いものは、加工用として出荷することもできるのですが、
「もったいないから」と奥さんが苺ジャムを手作りされています。
程よい甘さで果肉たっぷりの苺ジャム(一瓶500円/200g)は大人気!
お米に同封の農産物チラシでご注文いただけます。

棚田米新聞2019年5月号

※笠原棚田米新聞2019年5月号
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 ◆笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】4月90→91名/111俵(個人:89、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】18,500㎡(111俵⇒185a 収量6俵/10aとして)

お茶畑
新茶の季節です。