山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2019年6月号

一番茶の収穫が終わり、
農家の皆さんは、棚田の畦塗りや代掻きなど、田植え準備に大忙しです。
早い方は田植えもはじまったようです。
今年は雨が少なく、降っても湿る程度の雨で、水不足の田んぼが多いようです。
まとまった雨が欲しいものです。

田んぼ
田んぼに水が入り始めました!

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」
6月5日に、6月分の棚田米を発送しました。

今月のお米

今月はサポーターのみなさんに、
宮園福夫さんのお米「ヒノヒカリ(特別栽培米)」をお送りしています。

宮園さん

田んぼに水を入れる作業をしていた宮園福夫さんに話を聞きました。
20歳でIターンして農業を始め、茶畑は40年で面積が3倍になったそうですが、
田んぼの面積は変わらないということでした。
15~20年くらい前までは主に田んぼの仕事は親世代がやっていて、
自分は田植えや収穫時期の機械作業を担っていたそうですが、現在は夫婦二人。
お茶や農産物の価格が下がり、中山間地・山間地で農業を続けるのは難しい、
といつも悩みながら仕事しているそうです。

今年の田んぼは、雨が降らずに水不足。
水路が整っているところは良いが、谷水がほとんど流れていないところもある。
と心配されていました。
サポーターの皆さんへの一言
「棚田での米づくりを食べて支えていただけるとありがたい。」だそうです。
皆さん、どうぞよろしくお願いします!

棚田米新聞

※笠原棚田米新聞6月号(PDF)
↑こちらからダウンロードできます

※農薬化学肥料不使用をお申込みの方、玄米注文の方には、
 山村塾「笠原棚田米プロジェクト無農薬実験田のヒノヒカリ」
 をお届けしています。

「笠原棚田米サポーター」大募集中です!

笠原の美しい棚田の風景を守り次世代に引き継ぐために
お米を食べて棚田での米作りを応援してくださる
棚田米サポーターさんを随時募集しています。
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 ◆笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】5月91→90名/110.25俵(個人:88、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】18,375㎡(110.25俵⇒184a 収量6俵/10aとして)

レンゲの田んぼ
この春、宮園さんの田んぼはレンゲがとってもきれいでした!