笠原棚田米新聞2025年6月号
- 笠原棚田米プロジェクト
- 2025.06.04
6月に入り、笠原は田植えの時期となりました。
あちこちの棚田に水が入り始め、
これから日ごとに表情を変えていく風景が楽しみです。
6/21(土)に田植えのイベントを予定しています。
地元の放課後デイサービスの子どもたちも参加予定です。
見学も歓迎ですので、この機会に笠原にぜひお越しください!
今月のお米
お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
6月4日に、6月分の棚田米を発送しました。
今月はサポーターのみなさんに、
川原孝行さんの「恵つくし」:笠原中央区
をお送りしています。
5/22、苗代で作業中の川原さんにお話を聞きました。
「今年の田植えは、稲の苗がまだ小さいので、
昨年より1週間ほど遅れて5/28から始める予定です。
種まきは4月末に行いましたが、
気温の低い日が多かったこともあり、苗の生長が少し遅れています。
この春はお茶や他の作物、花なども全体的に少し遅いようです。
今年は6反を作付けする予定で、苗箱は150枚作っています。
1反あたり22~23枚使います。
雨は程よく降っており、田んぼの準備は順調です。
これから代掻きをして、いよいよ田植え本番です。
米農家としては、米の価格が上がるのはありがたいことで、
やる気が出る思いです。
ただ、肥料や燃料、機械代や人件費も上がっているため、
手放しで喜べるわけではありません。
それでも、米づくりの現場が見直される流れになるなら嬉しいことです。
棚田は平地の田んぼに比べて手間がかかり、収穫量も少なめです。
昔、牛や馬で耕していたようなところもあり、道が狭く急傾斜で、
小型の機械を入れるのもやっとという場所もあります。
でも棚田で育てたお米は本当においしいです。
歳ですが、できるかぎり続けていきたいと思っています。
今年も安心安全なお米をみなさんに届けられるようにがんばります。
いつも棚田での米づくりへの応援をありがとうございます。」
(川原孝行)
お米はオンラインショップから購入いただけます
→令和6年度産米は好評につき売り切れました。
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「笠原棚田米サポーター」とは
笠原棚田米プロジェクトでは、
「食べて守るぞ!」宣言を行っていただくサポーターさんを募集し、
「食べる人」と「つくる人」が一緒になって、棚田の風景を守っていくことを目指します。
※令和7年3月現在、
令和6年度産のお米について、好評につき現在のお申込み分で上限に達しましたため、
「笠原棚田米サポーター」の新規お申込み受付を終了しました。
令和7年度産米の受付については準備中です。決まり次第お知らせいたします。
ご了承のほどよろしくお願いいたします。
【現在のサポーター数】 5月114名→114名/146.75俵(個人:111、企業/団体:3)
【守られている棚田面積】24,458平方メートル(146.75俵⇒244.58a 収量6俵/10aとして)