山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2025年3月号

山村塾では、冬にボランティアの皆さんと棚田の石垣草取りを行っています。

石垣のまわりの草をむしっていくと、きれいな石積みが現れてくるので、
夢中になり達成感のある作業です!

今の時期に草取りをしておくことで、夏の草刈りが楽になり、
棚田の美しい風景が守られます。

※写真は2/15に行ったKDDI九州総支社の皆さんとの活動のようすです。
 1時間ほどの作業で、1段分の石垣がきれいになりました!

 活動の詳細はこちらのページより
 →KDDI株式会社九州総支社の皆さんと竹林・棚田保全活動(2025.2.15)

 

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
3月5日に、3月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、

川原孝行さんの「恵つくし」:笠原中央区

をお送りしています。

昨年は猛暑の影響が心配でしたが、平年並みの出来となりほっとしました。

今年もそろそろ田んぼの作業が始まります。
今月から田起こしをして、4月に畦塗り、5月中旬から田植えの予定です。

棚田での米づくりは手間がかかり、収穫量も平地の6~7割ほどです。
うちの集落でも、私より年下で米を作っているのは2、3人で、
跡継ぎもなく、これからわざわざ山間部の棚田で
米を作ろうという人も少ないだろうと思います。

歳を重ねるにつれて、
家族に「もう少し田んぼを減らしたら」と言われるのですが、
私がやめたら棚田はどうなるんだという不安もあって、
できるうちはなんとか続けたいと思っています。

私には子どもが3人、孫が9人おり、先日ついにひ孫が生まれました!
子や孫にもお米を送るので大変ですが、
「じいちゃんの米が一番おいしい!」と言ってくれるので励みになります。
お米を食べて喜んでくれる人の顔が浮かぶのは、
米農家として本当に嬉しいことです。

笠原棚田米を応援してくださるサポーターの皆さん、
いつもありがとうございます。
お米と一緒に「安心」もお届けできたらいいなと思います。
今年も米づくりをがんばりますので、
引き続きよろしくお願いします。(川原孝行)


笠原棚田米新聞2025年3月号

お米はオンラインショップから購入いただけます
令和6年度産米は好評につき売り切れました。

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「笠原棚田米サポーター」とは

笠原棚田米プロジェクトでは、
「食べて守るぞ!」宣言を行っていただくサポーターさんを募集し、
「食べる人」と「つくる人」が一緒になって、棚田の風景を守っていくことを目指します。


※令和7年3月現在、
 令和6年度産のお米について、好評につき現在のお申込み分で上限に達しましたため、
 「笠原棚田米サポーター」の新規お申込み受付を終了しました。

 令和7年度産米の受付については準備中です。決まり次第お知らせいたします。
 ご了承のほどよろしくお願いいたします。

笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】 2月106名→112名/140.25俵(個人:109、企業/団体:3)
【守られている棚田面積】24,208平方メートル(145.25俵⇒242.08a 収量6俵/10aとして)