笠原棚田米新聞2024年12月号
- 笠原棚田米プロジェクト
- 2024.12.04
暖かかった秋から一転、今年の冬は平年並みの寒さとなるそうです。
12月らしい冷え込みが身に応えますが、
その分、冬野菜がおいしく育ってくれることを期待しています。
2024年も残りわずかとなりました。
なにかと慌ただしい時期ですが、体調に気を付けて、
どうぞよいお年をお迎えください。
今月のお米
お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
12月4日に、11月分の棚田米を発送しました。
今月はサポーターのみなさんに、
松本和広さんの「恵つくし(新米)」:屋敷地区
をお送りしています。
今年の米づくりは、水不足の心配もなく例年並みの出来でした。
ただ、稲の実り方が順調でなかった印象です。
稲が実っているのに葉は青いままという状況で、
刈り取りのタイミングを見極めるのが難しかったです。
今年は彼岸花の開花も遅くて、いつもと違う秋を感じました。
お米のおいしさは昼夜の寒暖差が重要と言われます。
この夏は八女でも夜間の気温が高く心配しましたが、
うちの田んぼは笠原の一番奥にあり標高も高いので、
昼夜の気温差はまだあったほうで、
影響は少なかったのかなと思います。
例年なら10月中旬、平均気温が20度以下になる頃に行う作業ですが、
今年は気温がなかなか下がらず、
11月に入ってからようやく始めました。
今は農作業がひと段落ついたところです。
気候の変化は農作物に直結するので、
気にしながら作業しています。
お米の価格が上がるなか、笠原棚田米を応援いただきありがとうございます。
手間をかけて作っていることを、皆さんに知っていただけたら嬉しいです。
作りはじめて2年目になる新品種「恵つくし」の感想もぜひお聞かせください!
(松本和広)
お米はオンラインショップから購入いただけます!
山村塾の公式Instagram更新中!
日々の活動を発信しています。ぜひ覗いてみてください。
棚田動画、公開中!チャンネル登録お願いします!!
「笠原棚田米サポーター」募集中です!
笠原の美しい棚田の風景を守り次世代に引き継ぐために
お米を食べて棚田での米作りを応援してくださる
棚田米サポーターさんを随時募集しています。
詳細はこちらをご覧ください。↓↓
【現在のサポーター数】 11月94名→95名/129.5俵(個人:92、企業/団体:3)
【守られている棚田面積】21,5837平方m(129.5俵⇒215.83a 収量6俵/10aとして)