山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2019年12月号

ぐっと冷え込んで、笠原の景色は秋の紅葉から落葉が進み、冬らしくなってきました。
今月のお米担当・小川さんも話されているように、
今年の冬は8月豪雨の被害を受けた農地の復旧作業が小さな規模でちょこちょことありそうです。
大々的にボランティアさんを募るほどではないですが、
2-3月ごろに小規模で企画するかなと思案中です。
お手伝い可能な方はお知らせください。

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
12月4日に、12月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
小川 誠二郎さんの
「ヒノヒカリ(特栽米・新米)」
をお送りしています。

今年の米づくりはどうでしたか?:
6月の水不足で田植えが例年よりも1週間くらい遅れたかな。
そのあとは順調で病気も入っていないけど、台風で倒伏してしまった。
倒れたまま長く置くことができないので、本当はもう少し後が良かったんですが、早めに稲刈りをしました。
窒素分を補給するレンゲが育っていたので、肥料をもっと控えめにすれば良かったかな。
来年は肥料を半分くらいにしてみようと思っています。
早めの稲刈りで、ちょっと緑がかったお米(青米)が多いです。
白米の方は分からないと思いますが、分づきの方は分かるかもです。

災害の影響は?:
8月の大雨で棚田と茶畑の石垣が5、6ヶ所崩れてしまった。
1~2m幅でそんなに大きな補修じゃないので、冬仕事に少しずつ自分で石積み修理をする予定です。
石積みは、おやじがやるのを学生時代に手伝っていたので、見よう見まねで覚えました。
あんまり高い石垣は自信がないけど、このくらいなら何とかなると思います。

最後に一言:
米づくりをしていて、お米が美味しいかどうか不安なことがあります。
皆さんからの感想やメッセージが米づくりの励みになるので、食べてみた感想など聞かせてください。

 

笠原棚田米新聞2019年12月号

「笠原棚田米サポーター」募集中です!

笠原の美しい棚田の風景を守り次世代に引き継ぐために
お米を食べて棚田での米作りを応援してくださる
棚田米サポーターさんを随時募集しています。
詳細はこちらをご覧ください。↓↓

笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】11月87→84名/108.75俵(個人:82、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】18,125㎡(108.75俵⇒181.2a 収量6俵/10aとして)