山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2019年10月号

秋の棚田

平成30年度産米のお届け最終回です。
一年間どうもありがとうございました。

笠原棚田米プロジェクト6年目の平成30年度産からは
仕組みをリニューアルしてお届けしてきました。
おかげ様で9名の棚田米農家さん、
90名を超えるサポーターさんに参加いただき、
美しい棚田の風景を守る取り組みを続けて来ることができました。

大雨や猛暑、台風災害など気候の厳しさが増してきたように感じますが、
食べる人と作る人がお互いの顔を思い浮かべてつながることが
棚田保全の大きな力になると確信しております。

笠原では収穫の秋を迎え、稲刈りが忙しくなってきました。
次回11月からは令和元年産の新米をお届けします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」
10月2日に、10月分の棚田米を発送しました。

今月のお米

今月はサポーターのみなさんに、
山村塾無農薬栽培実験田(屋敷地区)
「ヒノヒカリ(農薬化学肥料不使用)」
をお送りしています。

田植え
※写真は今年の田植え、ドゥイさん(ベトナムからのボランティア)です。

標高420mにて農薬化学肥料を使わない米づくりに挑戦しています。
レンゲすき込み、有機質肥料を少し、除草のための米ヌカ散布と深水管理を行い、
7年目となりました。
田植え前の代掻きや稲刈りは大橋幸太郎さんに、
田植え作業はイベントでサポーターさんや黒木町内の子供たち、
えがおの森ボランティア、農家さんらに手伝ってもらっています。

棚田での米づくり、無農薬での米づくりはとても手間暇かかりますが、
多くの皆さんに手伝ってもらって継続することができています。

棚田米新聞

※「笠原棚田米新聞2019年10月号」
↑こちらからダウンロードできます

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 ◆笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】8月93→93名/113.75俵(個人:91、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】18,958㎡(113.75俵⇒189.6a 収量6俵/10aとして

稲刈り
稲刈りが進んでいます