山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2019年9月号

豪雨時の棚田

8月末だというのに、7年前の豪雨を思い出すほどの大雨が降りました。
水害によりお亡くなりになられた方のご冥福を祈るとともに
被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。

笠原地区では、7年前ほどではありませんが、川の護岸や道路がダメージを受けたり、農地や水路に土砂が侵入したりの被害が発生しています。雨が落ち着いてからは、地域の共同作業などで土砂撤去が行われていますが、稲刈りを終えないと田んぼに入り込んだ木の枝や石は取り除けないでしょう。
いろいろと復旧作業は大変ですが、笠原の農家さんは7年前の経験のおかげか、落ち着いて作業に取り組んでおり、頼もしく感じます。

稲穂が稔りはじめ、間もなく収穫の季節を迎えます。これからは台風やイノシシの被害が出ないことを願いながら、毎日のお米の生育を眺めていきたいと思います。
11月に新米をお届け予定です。皆さんどうぞお楽しみに!!

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」
9月4日に、9月分の棚田米を発送しました。

今月のお米

今月はサポーターのみなさんに、
大橋幸太郎さんのお米「ヒノヒカリ(農薬化学肥料不使用)」をお送りしています。

棚田米農家さん

笠原棚田米プロジェクト農家で最年少の大橋幸太郎さん(39歳)は、重機作業の名人です。
今回の大雨被害後は、毎日のように重機に乗って、農道や田畑の土砂を片づけてくれています。
機械の修理や溶接も得意で、山村塾でもいろいろと助けてもらっています。

写真は、小型バックホーで丸太をつかんで、
その丸太で道路の側溝に詰まった土砂をかき出しているところです。
お疲れ様です!

棚田米新聞

「笠原棚田米新聞2019年9月号」
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 ◆笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】8月93→93名/113.75俵(個人:91、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】18,958㎡(113.75俵⇒189.6a 収量6俵/10aとして

9月の棚田
9月の田んぼは稲穂が実りはじめ、彼岸花が棚田を彩ります。