山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2019年8月号

8月の田んぼ
8月の田んぼしごとは、草取り!

遅い梅雨入り、遅い梅雨明け、局所的な豪雨、そして猛暑。
自然を相手にする農家の仕事は、難しいことばかりです。
それでも毎日の天気や作物の育ち具合を見ながら、
丁寧に手間暇かけて続けなくては、良い作物は育ちません。
今年も暑さや大雨を乗り越えて、稲がすくすくと生長しています。
実りの秋まであと少し。どうぞ皆さんお楽しみに!!

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」
8月7日に、8月分の棚田米を発送しました。

今月のお米

今月はサポーターのみなさんに、
安達保さん、美佐子さんのお米「ヒノヒカリ(特別栽培米)」をお送りしています。

棚田米農家さん

今年は田植えのころに水が不足して、谷からポンプで水を汲み上げるなど、水の工面に追われました。その後は天気もよく、順調に稲が育っています。8/6の台風8号による稲の倒伏を心配しましたが、天気の良い日に中干しをしていたので、根がしっかりと張り、風に負けずにすみました。

夏の時期は、巨峰の収穫のため、朝3時に起床して収穫作業、出荷作業を夫婦二人で行い、昼までに集荷場に持ち込んでいます。朝早いのは大変ですが、午後はゆっくりできるので、夏場の農作業としては丁度いいかなと思っています。
巨峰の収穫はあと3日くらいで終わるところだったのですが、台風8号に備えてハウスのビニルを剥がしました。ビニルを剥がすとカラスに狙われるので、本当はやりたくないのですが、ハウスを守るためには仕方ないですね。
暑い夏がまだまだ続きます。皆さん、熱中症に気をつけてお過ごしください。(安達美佐子)

棚田米新聞

「笠原棚田米新聞2019年8月号」
↑こちらからダウンロードできます

※農薬化学肥料不使用をお申込みの方、玄米注文の方には、
 大橋幸太郎さん「農薬化学肥料不使用ヒノヒカリ」をお届けしています。

「笠原棚田米サポーター」大募集中です!

笠原の美しい棚田の風景を守り次世代に引き継ぐために
お米を食べて棚田での米作りを応援してくださる
棚田米サポーターさんを随時募集しています。
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 ◆笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】7月91→93名/113.5俵(個人:91、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】18,917㎡(113.5俵⇒189.2a 収量6俵/10aとして)

田の草取り
暑い中、田んぼの草取りをがんばっています