笠原棚田米新聞2024年5月号
- 笠原棚田米プロジェクト
- 2024.05.01
夏も近づく八十八夜です。
お茶どころ笠原では新茶の収穫が始まりました。
普段のお米の発送作業は昼間に行っていますが、
お茶摘みで忙しいこの時期は、夜に集まって2日に分けて作業しています。
田植えもまもなく始まります。
今月のお米
お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
5月1日に、5月分の棚田米を発送しました。
今月はサポーターのみなさんに、
宮園福夫さん・佐津美さん「ヒノヒカリ」:鹿子尾地区
をお送りしています。
わが家の米づくりは、毎年水と雑草の管理が大変です。
以前の豪雨の影響で水路が壊れ、水がうまく入らない田んぼがあり、
なかなか問題解決に至っていません。
田に水が貯まらないと雑草が増えるので、
夏はひたすら草との戦いになります。
でも去年の夏は、国際ボランティアの高校生たちが
田んぼの草取りを一緒に手伝ってくれたのでだいぶはかどりました。
大勢でやると賑やかでいいですね。
今年は4月下旬からお茶摘みが始まりました。
ここ何年かそうですが、
気温が高いので例年より1週間ほど収穫時期が早くなっています。
最近雨の日が多いので、スムーズに収穫が進むか少し心配です。
一番茶の収穫が終わったら、田植えの準備と草刈り、
そのあと二番茶収穫と田植え…と6月まで続きます。
一年で一番の農繁期ですが、頑張って乗り切らねばと思います。
みんなそれぞれ歳を重ねているので、
今後どう続けていくか…というのが一番の課題だと感じます。
でも焦らずできるときにできることを、
コツコツと進めていくのが継続のコツだと思っています。
今年も米づくりを頑張りますので、
どうぞよろしくお願いします。(宮園佐津美)
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