山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2021年12月号

笠原では霜が降りるようになり、冬の訪れを実感しています。

先日、ボランティアの皆さんと棚田の石垣草取りを行いました。
一列に並んで石垣を覆う草や土を取り除いていくと、
1時間ほどの作業で石垣がきれいになりました。
昔ながらの手作業での草取りは、手間がかかり大変ですが、
皆さんの協力を得ながら美しい棚田の風景をつくっていけたらと思います。

※作業の様子はyoutubeに公開中です!

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
12月1日に、12月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
桁山稔博さんの「ヒノヒカリ」をお送りしています。

月にけっこう雨が降ったけん、6月の田植えは水が豊富で順調でした。
8月の大雨は大きな影響はなかったけど、
逆に9月以降は雨が全然降らんで、
山の出水を使う田んぼは水不足になったところもありました。

イノシシも少し田んぼに入ったんやけど、
電気柵やワイヤーメッシュ(金網)で囲ったり、
ロケット花火を晩と朝に飛ばしに行ったりして、
どうにかこうにか防ぎました。
稲の生育は順調で、収量も例年通りでよかったです。

虫も少なかったけん、田植えのあとは農薬を使わんかったです。
笠原棚田米プロジェクトに参加してから、
農薬をなるだけ減らして作れるようになったのがよかったなあと思っとります。
サポーターのみなさん、今年も1年ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。(桁山稔博)

笠原棚田米新聞2021年12月号
サムネイル
棚田の石垣草取りのようす

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「笠原棚田米サポーター」募集中です!

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棚田米サポーターさんを随時募集しています。
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笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】11月82名→82名/95俵(個人:79、企業/団体:3)
【守られている棚田面積】15,833㎡(95俵⇒158.3a 収量6俵/10aとして)