山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2021年8月号

暑中お見舞い申し上げます。
毎日びっくりするような暑さが続いていますね。
福岡では梅雨入りが早かったものの、意外と雨が少なかったので、
この夏は水不足が心配という農家さんの声があちこちで聞かれます。
一方で、陽射しをたっぷり浴びて夏野菜がよく育っています。
この暑さに負けないよう、旬のものを食べて元気をもらいながら、
皆さんお気をつけてお過ごしください。

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
8月4日に、8月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
小川誠二郎さんの「つくしろまん」をお送りしています。

この時期の仕事は、お茶の剪定と、田んぼの水管理や草取りです。
今のところ水も足りているし、天候もいいので、米づくりは順調です。
お盆の頃に水が少なくなりがちなので、これから水のやりくりが大変です。
今からは周りの草刈りもしなければ。
あとはイノシシが入ってこないように知恵比べです。

今年から田んぼがだいぶ増えました。
この一帯の、米づくりをやめることになった近所の人の
田んぼを引き継いだので、
全部で1.2町(約1.2ヘクタール)、枚数でいうと40枚ほどになりました。
この2~3年で、田んぼは2倍以上に、茶畑も3倍に増えています。
機械を入れていますが、基本1人で作業しているので、
なかなか手がまわりません。
この6月は下の田んぼから田植えをしつつ、
上の田んぼを耕して…と並行作業で大忙しでしたが、
お茶も米づくりもどうにかやりくりしてやっています。
増やした分、収穫もがんばらないと。やるしかない!です。

うちのお米はいかがでしょうか。
笠原の一番山の深いところ、いい自然のなかで、
一生懸命お米を作っています。
みなさんにおいしく食べていただけたら嬉しいです。
(小川誠二郎)

笠原棚田米新聞2021年8月号

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笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】7月85名→85名/105俵(個人:83、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】17,500㎡(105俵⇒175a 収量6俵/10aとして)