山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2021年7月号

笠原では田植えが終わり、農作業がひと段落する頃です。

「笠原棚田米プロジェクト無農薬栽培実験田」での田植えは、
今年も体験イベントとしては行わず、
6/19に数名のボランティアの皆さんに手伝っていただき、無事に終えることができました。
青空の下に広がる、美しくにぎやかな棚田の風景を眺めながら、
棚田で米作りができる喜びをしみじみと感じました。
今年もおいしいお米ができるよう、がんばります!

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
7月7日に、7月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
桁山稔博さんの「ヒノヒカリ」をお送りしています。

◆6/14、田植え真っ最中の桁山さんに話を伺いました。

田植えの準備は順調で、例年より1週間くらい早かね。
梅雨入りが早くて適度に雨が降ったから、代掻きが大変楽やった。
最近のほうがかえって降っとらんけど、十分水があるけん、このくらいならよか。
9日に荒代掻きをして、前の日の朝5時から植代掻きして、
丸一日置いて、あとは植えるだけ。
日中はもう暑いから、朝早くに仕事しとる。

◆去年の米づくりはいかがでしたか?

去年はイノシシが多くて、
被害が出る前にと早めに稲刈りしたけん、青米がちょっと多かったです。
電気柵やワイヤーメッシュを置いとっても、
一度イノシシが入ったら、どんどん田んぼに入るけんね。
生き物との付き合いやけん、都合よく行くかはその年の運もあるたいね。

今年は収量の増えるよう、有機堆肥を少し多めに入れたりしとります。
おいしいお米、皆さんが満足されるようなお米を作りたいです。

笠原棚田米新聞2021年7月号

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笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】6月85名→85名/104.5俵(個人:83、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】17,417㎡(104.5俵⇒174.2a 収量6俵/10aとして)