山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2021年2月号

今年の冬は雪が多く、厳しい寒さが続きましたが、
最近は春を感じるような暖かい日も多くなり、
笠原でも梅や菜の花がぽつぽつと咲き始めました。
日もだんだんと長くなり、たしかに春は近づいていますね。
いつもとは異なる日常が続くなかでも、
いつもどおりの自然の姿を見るとほっとします。
田んぼでは、まだ小さいですがレンゲが葉っぱを伸ばし始めています。
棚田が花に彩られる季節までもうすぐ。
まだまだ寒い日が続きますが、みなさんどうぞ体調に気を付けて、
お元気にお過ごしください。

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
2月3日に、2月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
石崎照美さん・照明さんの「ヒノヒカリ」をお送りしています。

照美さんの息子さん、照明さんにお話を伺いました。

「父に代わり、一昨年から米作りを始めました。
手伝いは少ししていましたが、本格的に米作りをするのは初めてで、
1年目は母や、棚田米プロジェクト農家の小川さんに、
機械の操作や肥料の使い方、農作業のコツなど一から教わりながらの挑戦でした。
2年目の今シーズンは、1人で機械を使えるようにはなりましたが、
いつ植えるのか、刈るのかなどの作業のタイミングを見極めるのはまだまだ難しいですね。
一番大変な毎日の田まわりは母と協力したり、
まわりの人に助言をもらいながら行っています。
主に仕事が休みの日に作業をしているのですが、農作業は楽しいですね。

今年度の米は収穫量がちょっと少なかったですが、よくできたと思います。
来シーズンはもっと収穫出来たらいいなと思います。
母と一緒にがんばります。
最後にサポータのみなさん、お米を食べていただきありがとうございます!
どうぞよろしくお願いします。」

笠原棚田米新聞2021年2月号

「笠原棚田米サポーター」募集中です!

笠原の美しい棚田の風景を守り次世代に引き継ぐために
お米を食べて棚田での米作りを応援してくださる
棚田米サポーターさんを随時募集しています。
詳細はこちらをご覧ください。↓↓

笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】1月81名→81名/102俵(個人:79、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】17,000㎡(102俵⇒170a 収量6俵/10aとして)