山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2020年11月号

10月は晴天続きで稲刈りが順調に進みました。
西日本ではウンカ被害が多く、やや不作、不作の地域も多かったようですが、
笠原地区のお米はよくできたのではないかと思います。

今月から2020年・令和2年度産のお米をお届けします。
一年間どうぞよろしくお願いします!!

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
11月4日に、11月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
松本和広さん「つくしろまん(新米)」
をお送りしています。

田植え後の7月に雨が多かったので、
コブノメイガやイモチ病などの病害虫を心配していましたが、
8月の晴天で乗り切ることができました。
その後、9月の長雨で穂イモチ病がでないか心配していましたが、
収量はやや多く、虫食いはほぼ無し、うまか米がとれました。
ただ、穂の稔り具合にバラつきがあったようで、
青米(緑がかったお米)が少し目立つようです。
通常、青米が多いと収量が減るのですが、量は多く取れたので、
8月の出穂期の天気・気温が良い方に作用したのかなと考えています。
 

棚田米サポーターの皆さんには、食べ続けていただいて感謝します。
がんばって棚田での米づくりを続けていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。
(松本和広)

笠原棚田米新聞2020年11月号

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笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】10月88名→81名/103.5俵(個人:79、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】17,250㎡(103.5俵⇒172.5a 収量6俵/10aとして)