山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2024年11月号

10月中旬に棚田米農家さん全員の稲刈り作業が終わりました。
猛暑の影響を心配していましたが、
山間部の冷たい水や気候のおかげで、
良いお米ができていると思います。

今月より笠原棚田米プロジェクトは12年目のお届けとなります。
たくさんの応援をいつもありがとうございます。
令和6年度産の新米、どうぞご賞味ください! 

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
11月6日に、11月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、

桁山稔博さんの「ヒノヒカリ(新米)」:笠原南地区

をお送りしています。

今年のお米もよか出来で、去年よりも収穫量が多かったです。
この夏は天気がよく、日照時間が長くて、
山間部の田んぼでも水温が高かったからかなと思います。
どの品種も1週間ほど早く熟れた印象です。
台風の影響で稲が倒れたところもあったんですが、
コンバインでなんとか刈ることができたのでよかったです。

今年の夏は暑かったですね。
昼間はとても外に出られる気温じゃなかったので、
朝は5時から10時まで働いて、昼は長く休んで、
夕方16時くらいからやっと外に出て働く…というような日々でした。

インゲンはいつも8月に種を蒔きますが、
今年は地温が高すぎてうまく発芽せず、3回も植えなおしました。
1か月遅れて、11月下旬からようやく収穫できそうです。
大根や白菜なども同じで、冬野菜の植え付けが本当に大変です。
稲にはよかったですが、その他の野菜や果物には厳しい気候でした。

来年もこんな天気になるのかなと思うと心配ですが、
いつもと同じように良かお米を作り続けたいと思います。
サポーターのみなさん、笠原のお米を食べてくださりありがとうございます。
(桁山稔博)


笠原棚田米新聞2024年11月号

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【現在のサポーター数】 10月96名→94名/128.5俵(個人:91、企業/団体:3)
【守られている棚田面積】21,417平方m(128.5俵⇒214.17a 収量6俵/10aとして)