山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2024年4月号

寒の戻りが続いたあと、ようやく暖かくなりました。
遅れを取り戻すかのように、色とりどりの花が咲き誇っています。
春らんまんの季節、棚田の風景が鮮やかで美しいです。

笠原ではお茶や田んぼの準備が始まり、賑やかになってきました。
今年の米づくりも応援をよろしくお願いします!

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
4月3日に、4月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
小川誠二郎さん「恵つくし」:鰐八地区(土取)
をお送りしています。

去年は天候がよく、米づくりは順調でした。
病気も入らずよかったです。
品種が「つくしろまん」から「恵つくし」に変わり不安がありましたが、
収穫時期が早くなったくらいで、
作り方はあまり変わらなかったのでほっとしました。

ただ、今回もイノシシが入ってしまい1aほど収穫できませんでした。
まわりで稲刈りが進むと、
稲刈りが遅いうちの田んぼが狙われてしまうので悩ましいです。

今シーズンは、3月の後半から田んぼを耕し始めました。
うちは茶畑も田んぼも両方広く、
これからの時期はお茶の収穫と、田植えの準備が重なり大変です。

もともとうちの田んぼは5aでしたが、
近所の田んぼを引き受けて今では1.2haを耕作しています。
茶畑も同様に1.7haに増えました。

基本は1人で作業しているので、
手が回らず限界を感じることもあるんですが、
やっぱり田畑を荒らしたくないという想いがあって、
なんとか頑張ってやっています。
もう1人機械を使える人がいたらいいんですけどね。

まずは全部の田んぼに稲を植えることを目標に、
体調に気を付けながら一番忙しい時期を乗り切りたいと思います。
サポーターの皆さん、いつも応援ありがとうございます。

おいしいお米を一生懸命作っているつもりですので、
みなさんの感想をぜひ聞かせていただきたいです。(小川誠二郎)


笠原棚田米新聞2024年4月号

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【現在のサポーター数】3月79名→79名/115.25俵(個人:76、企業/団体:3)
【守られている棚田面積】19,208平方m(115.25俵⇒192.08a  収量6俵/10aとして)