山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2023年9月号

9月に入っても厳しい暑さが続きますが、
少しずつ秋の気配を感じるようになりました。
田んぼでは稲穂が顔を出し、彼岸花もちらほらと咲き始めています。
実りの秋までもうすぐです!

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
9月6日に、9月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
安達保さん・美佐子さん、宮園福夫さん・佐津美さんの「ヒノヒカリ」&
小川誠二郎さん「つくしろまん」ブレンド

をお送りしています。

みなさんに、米づくりの近況を聞きました。

【安達さん】
今のところ色も良くて順調です。除草もがんばりました。
でもお盆過ぎにイノシシが畦まで入ってきたので、
慌てて電気柵と金網を張って対策しました。
いつまでも暑いので、ヒノヒカリの米が白く濁る高温障害が心配です。
9月下旬から刈り取りができたらと思いますが、
その頃にはいい気候になってくれたらと願っています。

【宮園さん】
田んぼに水を貯めるのに苦戦しています。
サワガニが掘った穴から水が漏れてしまったり、
川から水を引くパイプもよく詰まるので、こまめに点検が必要です。
水が浅いと雑草が増えやすく、水と草に悩む毎日です。
でも先日から稲穂が出てきたので、ほっとしています。

【小川さん】
順調に育っています。
イノシシ対策も、金網の張り方を変えて今のところうまくいっています。
今回は1.2haの田んぼを作っており、とにかく広いので点検も一苦労です。
今年から作っている新品種「恵みつくし」は成熟が早いらしく、
これからどんな違いがでてくるのか気になっています。

【備考】
棚田米プロジェクトでは、毎月各農家のお米をお届けしていますが、
今月は「ヒノヒカリ」と「つくしろまん」を3:1 でブレンドしてお届けします。
ヒノヒカリとつくしろまんをブレンドすることで
食味が向上するという研究データがあります。
どうぞご賞味ください。

笠原棚田米新聞2023年9月号

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【現在のサポーター数】8月81名→81名/110.75俵(個人:78、企業/団体:3)
【守られている棚田面積】18,458㎡(110.75俵⇒184.58a
収量6俵/10aとして)