山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2023年3月号

笠原では、時折小雪がちらつくような寒い日もありますが、
梅や菜の花が咲き、日ごとに春の兆しを感じられるようになりました。
今年の冬はとても寒かったので、
暖かい陽射しが届く日はほっとします。

そろそろ、ふきのとうなどの山菜が楽しみな季節です。
寒暖の差が大きいですが、
旬のものを食べて、元気にお過ごしください。

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
3月1日に、3月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
川原孝行さんの「つくしろまん」:笠原中央区
をお送りしています。

 昨年の米づくりは、
二度の台風による稲の倒伏で、稲刈りが大変でした。
倒れた稲を起こしたり、手刈りしたりと、
いつもの1.5倍くらい手がかかりました。

また一方では、燃料や肥料の価格高騰で経費がかかり、
農業でも生活面でも影響が大きいです。
でもお米の出来は平年並みだったのでなによりでした。

先日から田んぼを耕し、
米づくりの準備がぼちぼち始まりました
次の作付けから、
うちで作る米の品種が「つくしろまん」から、
新品種の「恵つくし」に変わります。
収量も食味もより良くなるとのことで、作るのが楽しみです。

74歳になり、老化を感じるこの頃です。
今年は米づくりの面積を少し減らそうと思っていますが、
身体が動く限りは農作業を頑張ります。

棚田米プロジェクトが始まってこの10年で、
わが家で作る米はすべて減農薬栽培に移行することができました。
サポーターさん、そして私の家族や孫たちのために、
安心・安全で、より美味いお米を生産できるように
頑張りますのでよろしくお願いします。(川原孝行)

笠原棚田米新聞2023年3月号

お米はオンラインショップから購入いただけます!

山村塾オンラインショップ

山村塾の公式Instagram更新中!

日々の活動を発信しています。ぜひ覗いてみてください。

棚田動画、公開中!チャンネル登録お願いします!!

「笠原棚田米サポーター」募集中です!

笠原の美しい棚田の風景を守り次世代に引き継ぐために
お米を食べて棚田での米作りを応援してくださる
棚田米サポーターさんを随時募集しています。
詳細はこちらをご覧ください。↓↓

笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】2月75名→76名/102.5俵(個人:73、企業/団体:4)
【守られている棚田面積】17,083㎡(102.5俵⇒170.8a
収量6俵/10aとして)