山村塾(こめづくり もりづくり ひとづくり)

笠原棚田米新聞2021年6月号

6月、笠原ではいよいよ田植えの季節です。
今年は平年より20日も早く梅雨入りし、雨も多いので、
田植えの準備がどんどん進んでいます。
あちこちの田んぼに次々と水が張られ、稲が植えられていき、
日ごとに変化していく棚田の風景はとても美しく見飽きません。
田んぼで稲が育つのは1年のうちたった4ヶ月間。
そんな米づくりのようすを、動画などで皆さんにもっとお伝えできたらと計画中です。
山村塾のYoutubeチャンネルができましたので、よかったらご覧ください!

今月のお米

お米を通じて笠原の棚田とみなさんをつなぐ
「笠原棚田米プロジェクト」、
6月1日に、6月分の棚田米を発送しました。

今月はサポーターのみなさんに、
安達保さん、美佐子さんの「ヒノヒカリ」をお送りしています。

◆5月下旬、田植え作業中のお二人に話を伺いました。

「コロナで大変ですが、皆様お元気でお過ごしですか?
4月までは雨が少なく、田んぼの水が足りるか心配していましたが、
5月の早い入梅後は水不足が解消し、田植えの準備ができました。
苗も順調に育っていますので、いつもより早く田植えができそうです。
今年もツバメが我が家にやってきて子育てしています。
その成長もとても楽しみです。(美佐子)」

「田植えをすると、なぜだか不思議と嬉しくなるんですよね。
体はきついんですけどね。
先祖が代々作ってきた田んぼを荒れさせたくないというのもあるのかな。
その田んぼに田植えして、
早苗が風に揺れているところを見ると本当に気持ちがいいんです。
農耕民族だなあと思いますね。
今年もおいしいお米をつくりますので、よろしくお願いします。
たくさんお米を食べてください!(保)」

笠原棚田米新聞2021年6月号

「笠原棚田米サポーター」募集中です!

笠原の美しい棚田の風景を守り次世代に引き継ぐために
お米を食べて棚田での米作りを応援してくださる
棚田米サポーターさんを随時募集しています。
詳細はこちらをご覧ください。↓↓

笠原棚田米プロジェクトのページ

【現在のサポーター数】5月83名→85名/104.5俵(個人:83、企業/団体:2)
【守られている棚田面積】17,417㎡(104.5俵⇒174.2a 収量6俵/10aとして)