笠原棚田米新聞2023年6月号

これまでは「つくしろまん」と「ヒノヒカリ」の２種類を栽培していましたが、
今年の作付けからはすべて、新品種の「恵みつくし」になりました。
つくしろまんに代わる品種で、食味がより良く、
高温にも強いそうで、期待してのことです。
今年は5/26から田植えを始めました。
初めての作付けなので、どげんかなと不安も少しありますが、楽しみです。

ここまで雨が適度に降り、田植えの準備は順調に進んでいます。
去年は２度の台風で刈り取り前に稲が倒れたのがかなり大変だったので、
今年はとにかく台風が来ないことを願っています。

去年までは１町ほど作付けしていましたが、
今年は少し減らし、6反ほどにする予定です。
74歳になりましたが、70を過ぎると年々歳を感じるようになりました。

でも、孫からは
「小さいときからじいちゃんの米を食べてるから、他のところの米は食べれんよ」
と言われ、そげん言うなら、老体に鞭を打ってまた米を送ってやらんと！
と気合を入れています。

今年も、棚田米サポーターさんや家族のために、
安心安全な米づくりをがんばります。
どうぞよろしくお願いします。（川原孝行）

※１反＝10a（アール）＝1,000平米 ※１町＝10反＝100ａ＝10,000平米